フィラリア予防のための血液検査と同時に詳しい血液検査とさらに便検査ができるようになりました。
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フィラリア予防のための血液検査時に詳しい血液検査を希望される患者様へ春になるとフィラリア予防が始まります。フィラリア予防のためにシーズン初めに血液検査を行いますが、そのときに健康診断をかねて少し多めに血液を採取して詳しい血液検査を行う方が増えています。この検査は緊急性のない動物は「検査センター」で行いますが、今年度から詳しい便検査も行えるシステムができました。これは回虫や鞭虫などの線虫以外にコクシジウムやジアルジアなどの原虫も抗原検査によって調べることのできる検査です。ただ検査のためには約1gの新鮮な便が必要になりますので、ご希望の患者さまは来院時にプラスチックの入れ物か小さなビニル袋にいれてお持ちください。(専用の容器が必要な方は無料でお渡しいたしますので、病院の受付でお申し出ください。)
フィラリア検査はすべてのワンちゃんで成虫抗原検査にいたします。
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どのワンちゃんもフィラリア検査は成虫抗原検査これまで当院では適切にフィラリア予防をされてこられた患者さまにはフィラリア検査は簡易検査を行ってまいりましたが、検査結果をお伝えすることが口頭でしかできないこと、成虫だけ存在し、ミクロフィラリアが存在しないオカルトディロフィラリアシス(通称オカルト)に対応できないことなどを考慮し、2017年からはすべてのワンちゃんで「院内キット」を使用したフィラリア成虫抗原検査を行うことにいたします。
あなたはどのようなフィラリア予防の方法を選択されますか?
近年 さまざまなフィラリア予防の方法が開発されて来ています、皆様にそれぞれの方法の長所・短所を簡単に一覧表にしてお伝えいたしますので、より適すると思われる方法をご検討下さい。

| 投与法 | 長所 | 短所 | こんな方に適しています。 |
| オリジナル内服薬 カルドメックチュアブル ミルベマイシンA など |
歴史が長く、信頼性が高い。 飲ませ易いよう美味しくしてある。 |
ジェネリックに比べ、値段がやや高い。 | 新しい方法より、伝統的な方法のほうが安心だと思う方 |
| ジェネリック内服薬 アザバスカ パナメクチン など |
値段が安い | 回虫などの他の寄生虫の駆虫効果がない。 | なるべく安く予防をしたいと思う方 |
| 注射薬 プロハート12 など |
1回の注射で1年間の予防効果がある。 年間でみるとコストが安い。 |
他の注射(ワクチンなど)との同時投与は好ましくない。 | 投薬が面倒、忘れてしまう、動物が薬を飲むのを嫌がって困るという方 |
| 外用薬 レボリューション など |
フィラリア予防と同時にノミ・ダニの予防・駆虫もできる。 | 内服、注射ほどの確実性が少ない。 | フィラリア予防とノミ・ダニ予防をいっしょに済ませてしまいたいという方 |
| オールインワンの内服薬 ネクスガードスペクトラ シンパリカトリオ クレデリオプラス など |
フィラリア予防と同時に消化管内寄生虫・ノミ・ダニ予防・駆除もできる。 内服なので確実性も高い。 |
フィラリア予防薬の中では最も高価である。 | フィラリア予防、消化管内寄生虫駆除、ノミ・ダニ予防をいっしょに済ませてしまいたいという方 できるだけ最新の予防法をしたいという方 |
但し年齢や体重などにより選択できない方法もありますので、詳しいことは動物病院でご相談下さい。
ジェネリック内服薬にはノミ・ダニ予防ができるものもできています。
ジェネリック内服薬にはノミ・ダニ予防ができるものもできています。


